「ねえ、アツ? 玲と志保を呼んでいいかな? アタシ、2人に妊娠のことを話せてなくて…」 「いいぞ。 日曜日だし電話してみたら?」 「うん、電話してみるね」 アタシは玲に電話をして、 大切な話しがあるから4人で家に来て欲しいとお願いした。 昼過ぎにチャイムが鳴った。 「アツ、出て」 「わかった」 アタシは1人、 リビングで皆が来るのを、 ドキドキしながら待っていた。