「違うのよ。
何だか嬉しくて」


目を潤ませ喜んでくれたアツのお母さん。

アタシの3人目のお母さん。

{偶然}

アツと出会い、

新しい命、

新しい家族。

幸せのカタチがひとつ増えたこの日、

アタシとアツの住む街に、

真っ白な雪が舞った。