アネモネ*~風、君を愛す~



「先生、アタシは…。
アタシは産みたいです。赤ちゃんを殺すことなんて出来ない。
もう、誰かが死んでしまうことが…」


涙が溢れて、

上手く話すことが出来なくて…。


「紗那ちゃんの気持ちはわかったよ。
でもキミはまだ14歳だ。
お父さん、お母さん、それに彼としっかり話して、1週間後にまた来てくれますか?」


「はい」