アネモネ*~風、君を愛す~



待合室には、

幸せそうな顔をした妊婦さんが数人居た。

チラチラと視線を感じる。

アタシはまだ14歳。

子供だから…。


「松井さん、
診察室にお入り下さい」


「はい」


小さな声で返事をし、

母と診察室に入った。