アネモネ*~風、君を愛す~



翌日。

アタシはアツと一緒に、

母に言われた産婦人科へと向った。

アツの手をギュっと握り締め中に入ると、

そこには父と母が待っていたんだ。


「ママ、お父さん」


「敦志君、麻希子から話しは聞いたよ。
私たちは紗那の身体が一番心配なんだ。
ちゃんと診てもらおう」


「はい、すみません」


アタシは母と受付を済ませた。