「おやすみ」 「今日はありがとうございました。 失礼します」 「こちらこそ、アツ君、本当にありがとう。 紗那をよろしくお願いします」 こうして緊張の1日が終わり、 アタシとアツは実家を後にした。 帰りの車内は言葉を交すこともなく、 ただ、 静かに穏やかな時間が流れていった。