アネモネ*~風、君を愛す~



厨房にはもう1人男の人が居た。

忙しそうに料理を作ったり、

ドリンクの注文を受けている。

アツがホールへと消えて1時間は過ぎた頃、

その男の人がアタシの側に来た。


「初めまして、俺、池田って言います。
この店で厨房担当ってやつ。
ノラちゃんだっけ?アツとはどう言う関係?」


「関係ですか?さあ?。
さっき下で会ったばかりだけど。
無理やり連れて来られたから」


「え?そうなの!?」


「…はい」


「ふーん。敦志がね」


アタシを見て、

何か言いたそうに笑みを浮かべている。

池田と言う人と話ていると、

アツがホールから戻って来た。