昼間は寝て過ごし、

夜になると自然と美也子の家に仲間が集まってくる。

昼と夜が逆転した生活を送っていた。

そして夜の街へと遊びに行く日々が続いた。

もう直ぐ夏休みが終わる。

休みが終われば、

皆とは時間が合わなくなる。

アタシはアタシのわがままで家を捨てた。

今更、

学校なんて行くことも出来ない。

いつまでも美也子ちゃんの家にお世話になってもいられない。

1人で生きていく為に、

アタシは仕事を探そうと思い始めていた。