ペンダントを握るアタシの手を、

アツの手が包み込む。


「紗那とコイツを、
守ってくれてるんだな」


「アタシ、幸せだね。
アツとヨシに守られて♪」


アツの手は、

アタシのお腹に優しく触れ、


「ありがとう」


と囁いた。