アネモネ*~風、君を愛す~



「わかりました。
お母さんはあちらで、警察の方がお待ちですから」


「おばちゃん…」


「佳矢の側に居てあげて、
紗那ちゃん。お願い」


そうアタシに告げると、

先生、看護婦さんに連れられて、おばちゃんは部屋を出ていった。


「俺たちは廊下で待ってるから」


アタシは静かに頷いた。