アネモネ*~風、君を愛す~



立ち尽くしたままのアタシを、

玲と志保が抱き締めている。


{皆、どうしたの?アタシわからないよ}


「わかりました。
直ぐに向います。失礼します」


おばちゃんが静かに受話器を置いた。