アネモネ*~風、君を愛す~



「浩司と令君はバイト終わったら来るって!
ヨシ君が帰る頃には来れると思うよ」


「うん、わかったよ。
まだ時間早いしゆっくりしてて。
アタシ、布団取り込んで来るから」


「紗那、
すっかり主婦みたいじゃない?」


「アハハ、止めてよねー。
主婦とか言うの」


志保に冷やかされ、

アタシの頬が熱を帯びていくのがわかる。

赤くなった顔を見られたくなくて、

ベランダへと走って逃げた。