「紗那?
紗那が16歳になったら結婚しよう」


「ヨシ?
急にどうしたの?」


「何となく言いたくなったから」


「アタシ嬉しい。
ずっとずっとヨシと一緒がいい」


月明かりに照らされた、

ヨシの顔がとても綺麗で、

アタシは瞬きも忘れて見つめていた。


{神様、アタシたちの小さな誓い、叶えてくれますか?}