アネモネ*~風、君を愛す~



リビングを覗くと、

おばちゃんが白衣にアイロンをかけていた。


「おばちゃん、
もう部屋行くね」


「冷凍庫にアイス入ってるよ!」


「ほんと?食べるー♪」


冷蔵庫からアイスを2つ取り出す。


「おばちゃん、おやすみ」


「ヨシはまだお風呂?」


「うん」


「早く、寝なさいね。
おやすみ」


メロンの形のカップに入ったアイスとドライヤーを持って、部屋へと向った。