アネモネ*~風、君を愛す~



「紗那、着替えておいで。
母ちゃん遅いし、たまには外食するか?
ファミレスだけどな」


「うん、行く。
直ぐ準備するから待っててね」


ヨシとのお出かけに、

さっきまでの疲れが嘘のように吹き飛んでいく。


「おまたせ」


玄関で待っているヨシの元へ、

階段を駆け降りた。