アネモネ*~風、君を愛す~



学校から帰ったアタシは、

3時間近くもソファーで眠っていたらしい。

電気も点いておらず、

真っ暗な部屋で寝ていたアタシを見て、

具合が悪いのかと勘違いしたヨシが、

慌てておでこを触ったんだ。


「何回呼んでも起きねーし、
ビックリするだろ」


「ごめんね。ちょっと疲れてただけ。
寝たら元気になったよ」


「ん。今日な、
シュウが現場に来て話し聞いたぞ」


「そっか。そうだ、
何か、修ちゃんに監視されてるんだけど」


「心配だから俺が頼んだんだよ」


ヨシの心配性は今に始まったことではないけれど…