アネモネ*~風、君を愛す~



保健室の中に居る人物を見て、

アタシは目を疑った。

そこには髪は真っ黒で、

制服をきっちりと着た、

転校初日とはまるで別人の高山さんが居たから…。


「…あんた」


「ね、本当に高山さん?」


玲と信子が驚きの表情で声をかけた。


「はい」


「ちょっとどう言うこと?
わけわかんないし!」


保健室に集まった皆が、

次々と高山さんに近付き、

言葉を投げかける。