アネモネ*~風、君を愛す~



アタシが教室を出ようとしたら、

修ちゃんが後ろから着いて来た。


「サァ?何もしてないんだろ?
それでいいのか?」


「アハハ。修ちゃん?アイツの顔見た?
アタシがやったって決め付けてる目。
どうでもいいよ、もう…、ほんとウザい」


「保健室行くんだろ?俺も行くわ。
担任公認でサボりとかラッキー」


「修ちゃん、
ありがとうね」


「俺も増野は嫌いやな。
サァと俺は兄妹みたいなもんだろ。気にすんな」


「修ちゃん、
姉弟の間違いじゃない?」


「そこかよ!」


こんなことを話しながら、

トボトボと足は保健室に向っていた。