アネモネ*~風、君を愛す~



髪は茶色に染められていて、

制服は着崩されている。

愛想のない挨拶に唖然とした。


「サァ、アレは…」


「ん?アタシ、関わるつもりなーい。
面倒だもん。
休み時間に玲と志保が来るって言ってたよ。
楽しみだね」


「俺も知らねーよ。
先輩たち、騒ぐだろうな。
関わりたくねーわ」


「修ちゃんだってアタシと同じじゃん」


「まーな、
サァとは幼馴染だし」


「意味わかんなーい」


朝のホームルームは、

転校生の紹介であっという間に終わった。