でもお店は決して綺麗とは言えないけど、炒飯も餃子も美味しかった。




隆太郎が食べている天津飯も食べてみたら、もの凄く美味しくて感激。




お店のご主人が面白い人で、手相を見てくれた。




前途多難、三人の男からプロポーズされると言われた。




その中に運命の人がいるらしい。




しかももう出会っていると言われた。




もう出会ってるって、隣にいる隆太郎?




嫌々違うだろ。




私の運命の人は暴走族ではない事を願いたい。




そんな事を思っていると、店のドアが開き村井が入って来た。




「お嬢様探しましたよ、さぁ帰りましょう。」




仕方ない帰りますか、村井に逆らうと後が怖いからね。