「今頃村井の奴慌ててるだろうな。俺瑠璃華の事諦めねぇから。村井だけには負けたくない。」




隆太郎何でそんなにムキになるの。




私も今日の村井は嫌いだ。



「ほら、村井の奴追って来たぞ。ベンツには負けねぇよ。」




隆太郎はベンツが入れない細い道に入った。




「ざまぁみろ!」




なんか複雑。




「瑠璃華どうした?村井の事が心配なのか。」




「そんな事ないよ、それよりお腹すいた。」




「分かった美味い飯食わしてやるよ。」




連れて来られたのは、見た目汚い中華料理屋だった。