「俺んちで一緒に弁当食おうぜ。」




「うん。」




コンビニ弁当食べるの始めてだ。




コンビニのお弁当って美味しい。




あ、しまった村井が作ってくれたお弁当があったんだ。




どうしよう珠稀に連絡したくても、携帯忘れたし、




又村井に叱られる。




「おい、弁当まずいのか?」



「違う、授業サボっちゃったし、私お弁当持って来てたんだよね。せっかく作ってくれたのに悪いなと思って。」




「お母さんに作って貰ったんだ。」




「違うよ、ママはお弁当は作ってくれないよ。執事の村井、「ひつじ?」




ヤバい。




「家のママ忙しくて、おばぁちゃんが作ってくれたんだよ。」




「ふ〜んなんか怪しい。」




「怪しい訳ないでしょ、本当にコンビニ弁当って美味しいね。」




「おい瑠璃華、せっかくばあちゃんが作ってくれた弁当無駄にしたくないだろ。隆太郎に食べて貰えばいいよ。俺電話するからいいよな。」




その手があったか、これで村井に怒られないで済む。