あれから咲人と話さなくなって半年がたった・・・。

もうすぐ中1の冬が終わろうとしていた。

「もうそろそろ仲直りしなょー」

とまこゎ言う。

<私だってしたいょ・・・まだ、好きなのに・・・>

「まこが言っても意味ないのっ姫都美から動かなきゃぁ」

とあやゎ言った。

「そうだよね・・・。」

私ゎポツリとつぶやいた。

「「え?なんか言った?」」

まことあやゎ口をそろえて言った。

「ん?うぅん。なんでもない。」

「「ふーん」」

<まことあやってよくハモるなぁ>

「私、終了式にあやまってみるよ。」

「そっか、がんばれっ」

優しい顔でまこゎ言った。

「うんっ」


ー終了式当日ー


式が終ってみんな帰ろうとしていた。

私ゎ人ごみをかき分けて咲人を探した。

<咲人・・・帰っちゃったのカナ?>

そう思っているとー・・・

「さーきとぉ~!」

<あ・・・。>

声のする先にゎ

美沙都ちゃん・・・

と、咲人だ。

「おぅ。」

心なしか咲人ゎ元気がない。

「2年になったら同じクラスがいいねぇ~」

「そーだな。」

咲人と話したい、でも、話せない。2人と私の間にあるカベ・・・

咲人と美沙都ちゃんゎ彼氏と彼女・・・・

私ゎ・・・ただの友達。

私ゎ急に現実感が出てきてその場から離れた・・・

いや

逃げたのかもしれないー・・・。