「どこまで行くの?」


辺りはさらに暗くなり、ネオンの光が目立つ通りを歩いていた。


「もうすぐだよ。」


美咲はニヤリと笑う。


こんな通りを歩いていると、さすがに少し不安になってきた。


まさか‥夜の蝶のお店ですか?これから面接とか?


‥無理無理っ!


美咲ならともかく、私みたいなのは採用さえされないって!