カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「疲れてるようだったから‥大丈夫か?」


サトシくんが心配そうに私を見つめた。


「ありがと。大丈夫だよ。」


私はカクテル“桃香”を一口飲んだ。


「おいしい。」


やっぱりカクテルには人を笑顔にする力がある。


「ゴメンね。帰りに寄ってって言ったの私なのに。」


私はハッとしてテーブルの上に置いた封筒をサトシくんに見せた。