カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

‥カラン。


どれくらい時間が経ったのか‥。


私はどうやらテーブルに寄り掛かって寝てしまったらしい。


そして、台所から響いてくる‥シェーカーの音。


私は心地良くなってまた眠気に誘われながら、台所に立っている男の人の背中を見た。


「‥康介さん?」


シェーカーを降り終わってグラスにカクテルを注いだ、その人がゆっくりと振り返る。