カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「‥よかったな。」


サトシくんが私の耳元でこっそり囁いた。


‥サトシくんがわざと大きな声で「おいしい!」っていってくれる優しさが‥私は何よりも嬉しかった。


「今日も帰りは遅いの?」


私もこっそりサトシくんに聞いた。


「そうだな‥今日も遅くなるな。」


「ちょっぴりでいいから、私の部屋に寄ってくれないかな?」


「一緒に見たいものがあるんだ。」


私がワクワクしながら言うと、「ガキみてぇ。」とサトシくんが笑った。


「わかった、寄るよ。」


「よかったぁ!じゃあ、後でね。」


私はサトシくんと約束をしてアパートに戻った。