カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

そのとき。


カウンターからシェーカーの音が響いた。


振り返ると、康介さんが静かに、そして手早くカクテルを作っていた。


私達は何も言わずに、康介さんを見た。


みんな、同じことを考えていたと思う。


“自分の尊敬する人の姿を心に焼き付けておこう”と‥。