カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

そして、いよいよBAR COCOROの最後の日。


私は気合いを入れてケーキを作り始めた。


「はい、頼まれてたリキュール。」


サトシくんが思い出し笑いをしながら、リキュールを持ってきてくれた。


「桃香先生の最高のケーキ、楽しみにしているよ。」


サトシくんはそう言うと私の頬に軽くキスをした。


「ケーキを運ぶときに声掛けろよな。」


「うん、ありがと。」


サトシくんは優しく笑って自分の部屋に戻っていった。