カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「自分の生きる道は、自分で探して歩いてみようって決めたんだ。」


「‥だから、もう謝らないで?」


私がそう言うと、健司は私が作ったカクテルを一気に飲み干した。


「桃香‥強くなったな。」


「‥みんなを笑顔にしちゃうお菓子か‥まるで桃香みたいだな。」


そう言って健司は微笑んだ。


「‥桃香のそういうところが‥好きだったよ。」


私の大好きだった健司の笑顔が‥二人でいた時間を思い出させる‥。


でもそれはもう‥過去のこと‥だね。


「おまえの夢‥応援する。」


健司はそう言って椅子から立ち上がった。