カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「‥健司と別れたとき、“もうどうなってもいい”って思ったの。」


「でも私、ここにいたら気付いちゃって‥。」


「私、健司に頼ってばかりだったなぁ‥って。」


「健司にフラレても仕方がなかったなって。」


私は恥ずかしさを笑ってごまかした。


「‥私の夢は‥食べた人がホッとして心が休まるような‥みんなを笑顔にしちゃう、そんなお菓子を作ること。」


私はおじいちゃんのアップルパイを思い出していた。