カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「本当だ!おいしそう~いいなぁ!」


「サトシさん、いいなぁ!」


美咲と翔太くんが口を尖らせて言った。


「あ、もちろんみんなの分もありますから!」


私はもうひとつ紙袋を出した。


「俺の分だけで良かったのに。」


サトシくんは意地悪そうに笑ったけど、どこか嬉しそうだった。