カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「そうだったんだ‥。実はね、あの後‥。」


私は男の子達にナンパされたときの話を教えた。


「‥それは、止めて正解だよ。」


「サトシ‥空手の黒帯持ってるんだ‥。」


私とヒロくんは「‥あはは。」と顔を合わせて引き笑いをした。


「サトシくん、空手やってたなんて知らなかったな‥。」


「‥そういえば、私‥サトシくんのこと何も知らない。」


そう自分で言って、私はどこか寂しい気持ちになった。