素晴らしい字が書けたのだ。
書き終わると手が震えた。
とても、自分が書いたとは思えない。
神様が私に乗り移って書かせてくれたのだ。
これは、私の字じゃない。
もし、私の字ならもう一度同じ字が書ける筈だ。
一瞬、迷った。
けれど、私は破いた。
素晴らしく上手く書けた半紙を破いたのだ。
さぁ、もう一度、神様じゃない自分の字を書こう。
それが、何度書いても…
虚しくも、悲しくも
二度と同じ字が書けなかった。
私は、へとへとになった。
あの幻の習字で、もしかしたら段が取れたかもしれないのに!!
神の神切(しんせつ)をムダにした私。
その後、二度と段を取るチャンスは巡ってこなかった。
あぁー 神様ー
カムバーック!!
書き終わると手が震えた。
とても、自分が書いたとは思えない。
神様が私に乗り移って書かせてくれたのだ。
これは、私の字じゃない。
もし、私の字ならもう一度同じ字が書ける筈だ。
一瞬、迷った。
けれど、私は破いた。
素晴らしく上手く書けた半紙を破いたのだ。
さぁ、もう一度、神様じゃない自分の字を書こう。
それが、何度書いても…
虚しくも、悲しくも
二度と同じ字が書けなかった。
私は、へとへとになった。
あの幻の習字で、もしかしたら段が取れたかもしれないのに!!
神の神切(しんせつ)をムダにした私。
その後、二度と段を取るチャンスは巡ってこなかった。
あぁー 神様ー
カムバーック!!