私は高校2年で弾けた。それまではおとなしい子であった。
どうして弾けたかは、またの機会にお話しましょう。
10月、文化祭。
私達のクラスは劇をやることになった。
『天才バカボン』をやろう!
私がシナリオを書きまーす。
思いっきり笑える劇にしょう!
私はハリキっていた。
天才バカボンのパパ役は3人。
朝のパパ。 昼のパパ。 夜のパパ。
夜のパパは松君。
当然ママ役も3人。
朝の妻(ママと言わないでどうして妻としたのか、自分でもわからない)。 昼の妻。 夜の妻。 私は夜の妻の役。
いよいよ、当日、その時がやって来た。
松君が私に駆け寄って来た。
「プーちゃん(私のニックネーム)、僕をぶつところは、力を入れないでね!」
心配そうな彼。
「オッケー、わかってるって!」ホッとして松君は笑顔で去った。
「パパったらダメじゃないの!」って、私がパパ役の彼を平手で打つ場面があるのだ。
劇は順調に、快調に進み、観客である生徒達の歓声が聞こえる。
嬉しい!!
さぁ、私の出番だ。
かなりドキドキ。
でも、スポットライトを浴びたとたん私にスイッチが入った。
例の場面がやって来た。
「パパったら、ダメじゃないの!!」
私、テンション上がり過ぎ。
本気で力一杯松君を平手で打ってしまった。 彼、はっきり吹っ飛んだ。
舞台の裾まで。
観客は大笑いだ!!
劇が終って、彼が私のところへすっ飛んで来た。
「プーちゃん、ひどいじゃない!! 痛かったぁ~!」
彼は手で押さえていた右のほっぺを私に見せた。
彼の白いほっぺには、くっきりと紛れも無い、私の手形が赤く張り付いていた。
「ごめん!! そんなつもりはなかったのよ…。 つい手が滑って…」そう言いながら笑い転げる罪な私。
どっちが男の子なのか!!
どうして弾けたかは、またの機会にお話しましょう。
10月、文化祭。
私達のクラスは劇をやることになった。
『天才バカボン』をやろう!
私がシナリオを書きまーす。
思いっきり笑える劇にしょう!
私はハリキっていた。
天才バカボンのパパ役は3人。
朝のパパ。 昼のパパ。 夜のパパ。
夜のパパは松君。
当然ママ役も3人。
朝の妻(ママと言わないでどうして妻としたのか、自分でもわからない)。 昼の妻。 夜の妻。 私は夜の妻の役。
いよいよ、当日、その時がやって来た。
松君が私に駆け寄って来た。
「プーちゃん(私のニックネーム)、僕をぶつところは、力を入れないでね!」
心配そうな彼。
「オッケー、わかってるって!」ホッとして松君は笑顔で去った。
「パパったらダメじゃないの!」って、私がパパ役の彼を平手で打つ場面があるのだ。
劇は順調に、快調に進み、観客である生徒達の歓声が聞こえる。
嬉しい!!
さぁ、私の出番だ。
かなりドキドキ。
でも、スポットライトを浴びたとたん私にスイッチが入った。
例の場面がやって来た。
「パパったら、ダメじゃないの!!」
私、テンション上がり過ぎ。
本気で力一杯松君を平手で打ってしまった。 彼、はっきり吹っ飛んだ。
舞台の裾まで。
観客は大笑いだ!!
劇が終って、彼が私のところへすっ飛んで来た。
「プーちゃん、ひどいじゃない!! 痛かったぁ~!」
彼は手で押さえていた右のほっぺを私に見せた。
彼の白いほっぺには、くっきりと紛れも無い、私の手形が赤く張り付いていた。
「ごめん!! そんなつもりはなかったのよ…。 つい手が滑って…」そう言いながら笑い転げる罪な私。
どっちが男の子なのか!!
