‐1週間後‐ 「水瀬ー!」 「三浦、なしたの?」 「明日!1時に駅前4番出口で待ち合わせ!」 「明日!?」 「おー!待ってるからな!」ダッ 「…もぅ、強引すぎ!」 この時もまだ私は"好き"がわからなかった。けど友達としては"大好き"だった。 きっと彼はもうすでに、そのことに気付いていたのかもしれない。