「俺が欲しいんなら・・・十和からキスしろよ。」


意地悪・・・だけど・・・キスせずにいられないよ・・・。だってあたし幹が・・・こんなにも愛おしいんだもん・・・。


あたしは少しずつ唇を近づけていった・・・・。
柔らかい幹の唇・・・。幹の体温があたしに注がれる。

もうあたしは我慢できなくなっていた。


「幹・・・あたしもう・・・限界だよっ・・・。」
すると幹はくすくす笑った。
「今日はなんか素直だなー?何かあったのか?」
笑いながらあたしを抱きしめて、ゆっくりと服を脱がせていく。


幹の指があたしに触れる度にあたしは身体を震わせる。
「あっ・・・ん。」

幹の色っぽい顔にあたしは思わず見とれる。


あたし達は1つになった・・・。


すると・・・いきなり玄関のドアが開く音がした。














ガチャッ・・・・・。