しばらくそんな話をしながら歩いていると学校が見えてきた。
「誰かに見られたら困るからお前先に行け。」
「うん。わかった。」
こんなことまで考えてくれてたんだ・・・。
「おらっ。今日も待ってるからな。」
そう言って幹は笑いながらあたしの頭に手をやってくしゃくしゃってした。
そんな幹の仕草1つ1つにドキドキしてるあたしがいる。
「うんっ・・!じゃあ・・・。」
あたし達は別々に学校へ向かった。
あたしが1人で歩いていると後ろから聞きなれた声がした。
「十和っ!!!」
あたしが振り返るとそこにはいつものように笑顔のタケちゃんがいた。
「十和?今日早いね?」
息をきらしながらあたしの所に走ってきてくれていた。
「タケちゃん・・・。おはよう。」
あたしは笑った。でもタケちゃんには作り笑いにしか見えてなかったんだと思う。
あたしって最低だな・・・さっきまで幹と抱き合っててドキドキしてたのにタケちゃんにもいい顔できるなんて・・・。
あたし達はいつものように一緒に校舎に入ったけどあたしはほとんど何もしゃべらなかった。
「誰かに見られたら困るからお前先に行け。」
「うん。わかった。」
こんなことまで考えてくれてたんだ・・・。
「おらっ。今日も待ってるからな。」
そう言って幹は笑いながらあたしの頭に手をやってくしゃくしゃってした。
そんな幹の仕草1つ1つにドキドキしてるあたしがいる。
「うんっ・・!じゃあ・・・。」
あたし達は別々に学校へ向かった。
あたしが1人で歩いていると後ろから聞きなれた声がした。
「十和っ!!!」
あたしが振り返るとそこにはいつものように笑顔のタケちゃんがいた。
「十和?今日早いね?」
息をきらしながらあたしの所に走ってきてくれていた。
「タケちゃん・・・。おはよう。」
あたしは笑った。でもタケちゃんには作り笑いにしか見えてなかったんだと思う。
あたしって最低だな・・・さっきまで幹と抱き合っててドキドキしてたのにタケちゃんにもいい顔できるなんて・・・。
あたし達はいつものように一緒に校舎に入ったけどあたしはほとんど何もしゃべらなかった。

