次の日あたしは学校に行ったときから気分はルンルンだった。
「なんでさっきからそんなにニヤけてんの?気持ち悪いなー。」
隣で若林くんがあたしのほっぺをつねった。
「いひゃいってー!!」
あの日から若林くんはあたしの恋愛相談役になった。


「今日ねっ!!あたし病院行くんだあっ!!」
「あー例の入院してる先輩?」
嬉しそうに話すあたしをよそに若林くんは素っ気無く返事をする。
「それでねっ!!昨日電話掛けてくれてねっ!!『ありがとな』・・・って!!!キャー!!!!!」


「・・・・。」
若林くんは呆れている。
「まあ・・・頑張れ。」
それでもやっぱり応援してくれている。