最初で最後の恋愛

私は駅に着くと辺りを見た。
まだ吉岡は来てないみたい。

凄い人だかり。
やっぱ日曜日だしなぁ。

現在9時50分。
もう少しで着くかなぁ?


「ねぇねぇ」
「えっっ?」

私は肩をつつかれ後ろを向くとそこには男3人が居た。

「ななんですか?」

うわぁ。
ナンパだぁ。

「君可愛いねぇ♪こんな所で1人とか寂しいじゃん。」
「別に寂しくないです」
「ふ~ん。彼氏待ってるんだぁ♪でも俺等なら彼氏と遊ぶより楽しいよぉ↑↑」

その時1人の男が私の腕を掴み強引にホテル方面に歩かされた。

「嫌!!離して!!変態!!触るなぁ!!」
「うっせぇ!!黙ってついて来たら気持ち良くしてやるから!!」

私は腕を振り払おうとしても男の力にはやっぱ勝てっこない。。
しかも周りは見てみぬフリ。
最悪。。


でもそんな中私は誰かに引っ張られた。
大きい胸の中に今は居る。
この感じと匂いで分かった。


吉岡じゃん!!!!!