「こらー起きなさいよー」
ほう言って私は彼坂上太陽の耳元で大声を出した。

「うるっせぇー分かってるよ」
キレぎみで起きるタイヨウ。

まさかホントに同居生活が始まっちゃうとはねぇ。

昨日の例の一件で私たちは同居する事になっちゃった。
かなり向こうはいやそうだったけど。
私って我ながら図々しいなぁ。

「今日はタイヨウの大学の友達紹介してくれるんでしょ?」

そうだ今日はタイヨウの友達を紹介してくれるらしい。
タイヨウは結構名の知れた大学に行っていて意外と頭イイみたい。

ちなみに私のバイト先も無事決まって取り合えずひと段落してる。

「ちゃんとオシャレしてけよ~」
「何よ 分かってるって」

「じゃあ5:00に大学の近くのマ〇クで待っといて」
「オッケ分かった」

じゃあ今日はバイトも休みだし。
買い物でも行くか。
それで今日それを着て行こう。




ドンッ!

「わっすみません」
「いえ こっちこそ」
わぁ今の子可愛いな。
私と同い年くらいかな?