「どどどどどーするの?!これ!
てか言ってなかったの?!」
「う・・・うん」
はぁぁぁぁぁ????
「なんで言ってないのさ?!私てっきり言ってんのかと思ってた!
だからいつ挨拶に行こうかなー?とかひとりで考えてたわ!」
「ホンットごめんマジごめん」
そう言って顔の前で手を合わすタイヨウを見て反省してるのかな?って思い私はこれ以上は言わなかった。
「でどうする?やっぱ説得しなきゃだよね?実家どこ?」
妙に偉そうな私と縮こまるタイヨウは将軍と家来って感じだろう。
「白金・・・。」
えっ?今なんて言いました?
「白金??マジ??」
「マジです」
うっそマジ?!タイヨウって金持ちの子だったの?
じゃああのお母さんシロガネーゼ?!(死語?)
確かになんか高そうな服着てた。
何じゃあ私タイヨウと結婚したら玉の輿って事?
わぉすご!これは絶対に結婚しないとね♪(オイッ)
でも本人全然金持ちの臭いがしない。
むしろ貧乏学生って感じ。ドンマイ。
そんなのと同居してる私。ドンマイ。
「でもよかった都内で」
そうだよもし沖縄とかって言われた日には直接訪問って技できないからね。
「じゃあさ明日からでもさっそく家行ってみようよ」
私のこの発言で私たちの説得の日々が始まった―。
