30分後―。
ハァハァ。
「ただいま」
タイヨウ息乱れてる走って来てくれたんだ。
嬉しい。
とか思ってる場合じゃないじゃん。
「タイヨウほらそこお母さん」
と言って私はお母さんの方へ指指す。
「げっホントだ」
「母さんご無沙汰しています」
「おかえりなさい ほこ2人で座りなさい」
「はっはい・・・・」
うわ~緊張する。
イヤだなー。こういうの。
「ではさっそくですがどうして2人は同居しているのです?」
ホントいきないりだな。
てか答えられるわけないじゃん。
私が勝手に運命の人(仮)にして強引にOKしてもらったなんて。
「それはなんというか成り行きで」
タイヨウがんば。
私は完全に応援に徹する事にしたから。
「ツキさんはどうお考えで?」
えー!そこ私に振るー??
私完璧外野って事で通そうと思ってたのにー!
「そ・・・それはその・・・」
私が首をかしげていると。
「まぁどしらにしろツキさんあなたはここを出て行き金輪際タイヨウに会わないでください」
えぇーーー!!!
「そっそんな!」
「では」
そう言ってとっととお母さんは帰ってしまった。
