ある日私が1人で家にいたら・・・。
ピンポーン。
誰か来た。
「はーい」
誰だろこんな時間に。
タイヨウと由佳と真太は大学のはずだし。
宅急便かな?でも何も頼んでないし。
ガチャ。
・・・・・・・・・・。
誰?
「あのすみませんどちら様ですか?」
てか顔かなり怒ってない?
「・・・・・・」
何か言ってよー!
「あの?」
「ここは坂上太陽の家のはずでは?」
やっと喋った!
「そうですけど」
「ではなぜあなたがここにいるんですか?」
「いや私タイヨウの同居人ですから」
「どういう事ですか?それは」
なんか怒ってる?この人
「私安西月って言うんですが3ヵ月ほど前から一緒に暮らしてるんです」
「意味が分かりません タイヨウはどこですか?
あなたと話していてもらちが明きません」
そ言ってその人は家にずかずかと入ろうとしたから私はとっさにその歩みを止めてしまった。
「どいてくれます?」
「てかあなた誰ですか?」
「私は坂上太陽の母です」
えぇ?!お母さん?!
「そっそうだったんですか すみません
どうぞどうぞ上がってください」
「でタイヨウは?」
お母さん目つき怖いです。
「タイヨウなら今は大学にいます」
「ではすぐに帰るよう電話してもらえるかしら?」
「でっ電話ですね!分かりましたすぐかけます」
プルルプルル。
タイヨウ早く出てー!
「はいもしもし」
よっし出た。
「あっタイヨウ?!今タイヨウのお母さんが来てるのだから早く帰って来て!」
「え マジ?分かったすぐ帰る」
「ありがと」
「あれー?タイヨウ帰んの?」
「なんかツキが至急帰って来いってさ」
「ふーんそうなんだ じゃあねぇ」
