真夜中のお墓。 「薄暗いなー…って当たり前か。 夜中の森だもんね」 森の中をゆっくり進んで行く。 あえて懐中電灯は持って来なかった 彼が嫌がると困るし。 「…あった」 歩き始めて30分 あたしと彼が最後に別れた場所。 「ここにずっと1人で寂しくない?」 いないと分かっていても話かける。 もう会いたくて会いたくて あなたを忘れるのが怖くて 「あたしはこれからどーしたらいいの?」