「…ははっ」


体中から力が抜けていくようだった。


(玄関のカギ…閉めなきゃ…)


力の入らない身体を、無理矢理立たせヨロヨロと玄関に向かった。


カギを閉め、リビングに戻りソファーに飛び込んだ。


そして、ずっと気になっていた事を一人呟いてみた。