急いで階段を駆け登り、 部屋の扉を開いた。 すると案の定、爽香はベットに横たわっていた。 「あちゃちゃ~着地失敗…。」 「着地失敗じゃないでしょ!?毎回うち来るたびなにしてんの…?」 え~と と考えている爽香の手には、小学校の頃の卒業アルバムがあった。 「また…人の物勝手に出して…。」