「おはよー!あれッ?今日の花穂顔色いいね。どしたの?」 そういって声を掛けてきたのは、小学校から一緒の爽香だった。 あたしが自殺して悲しんでくれる唯一の人だろう。 「うん。昨日は久しぶりによく眠れたからかな?凄いスッキリしてる。」 私が調子がよさそうと思ったのか、爽香はにっこり微笑んできた。