「光っ」美優が息を切らしながら走ってきた。 「美優…」私はその場に立った。 「美優ごめん」美優は黙って私を抱きしめてくれた。 「光には幸せになってほしい。聖矢くん、どうか私の親友をお願いします」 聖矢は微笑んで「もちろん」と、言った。