「耀太から手紙貰ったんだ。始業式の日、光が教室まで来て泣いたって。
でもその手紙を見たのが最近だった。ベッドの下に落ちてて気付かなかった。
でもその後に、光が彼氏できたって手紙届いた。俺はその前の手紙知らなくてただただショックだった。
やっぱり好きだって実感した。たまたま部屋片付けてたらこの手紙見つけた。」
聖矢はポケットから一通の手紙を出した。その手紙を見ながらまた話し始めた。
「俺、逃げてたんだ。光と別れて、光が俺を避けてるって理由で俺も逃げてたんだ。
避けられても俺は思いは言えたはずだもんな。
アメリカ行くまでの2ヶ月苦しかった。早く忘れたいってそう思ってた。逃げたんだ、アメリカに。
アメリカに行ったら忙しすぎて何も考えなくてもよくなった。あの手紙来た日は落ち込んでたけど。でもそれくらい忙しかったから。
でもこの手紙見た瞬間涙が出てきたよ。」聖矢は少し笑ってこっちを見た。


